一週間と夏の前後
 
　起き抜けの月曜日、僕は窓を開ける。春の終わりを告げる風が大量のタンポポの綿毛を運んでいる。くしゃみひとつで変わる運命もあるのだ。
　走り始める火曜日、僕は靴ひもを弄ぶ。夏の訪れを予感させる空を、ツバメたちが横切っていく。今年はどこに巣を作ったのだろう。
記憶から消える水曜日、僕は列車に揺られる。窓を伝う水滴が、梅雨の恵みを知らせる。脳味噌が乾いて干上がってしまう前に。
何もない木曜日、僕は空を見上げる。梅雨と夏の谷間にある、小さな小さな切込み。そこには雲が有っても、光が地上へ届く。
　帰り着けない金曜日、僕は鞄を投げ捨てた。身軽になって出かけていく、滴る汗さえも軽い。家を失った僕に、本格的な夏の到来。
　見つけられない土曜日、僕は手を伸ばす。手を伸ばしても掴めない光と、幾度となく鳴り響く雷鳴が。濡れてしぼんでしまう前に逃げるんだ。
　ぜんまいを巻く日曜日、僕は裸足のまま歩く。毎年聞こえてしまう短い夏の最後の言葉、夏が過ぎていく。早く目覚めを迎えなければ。
 
120523なんか急に思い立って書いてみた。そのうちちゃんと小説を書けるようになりたいなぁ。


　お久しぶりです。
　上の物は昨日の夜ぼけーとしてたら明日は木曜日で、何も予定が無いなぁと思って、それでちょちょっと書きました。久しぶりに書きました。

　んー、就活してます。何もうまくいってないですけど、前よりはましになったかなぁ。なぜか面接通る会社は大阪の会社ばかり。大阪勤務になるんじゃないかなぁ。

　さっき適当にテレビをつけたら、やたら声の良いパンダが出ています。しろくまカフェですね。かわいい。

　では、またよろしくお願いします。